日本個性化教育学会 第13回全国大会[オンライン大会]

テーマ『ウィズ&ポストコロナ・ショックの学校と子どもの学び』〜個性化教育の新たな可能性〜

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、今年度の大会はオンラインでの開催となりました。大会では、個性化教育の立場から、ウィズ&ポスト・コロナショックの学校はどうあるべきか、そこにおいてすべての子どもに質の高い学びをどのように保障していくかを考えて参ります。折しも、中央教育審議会において「個別最適な学び」が議題に上がっており、審議状況の報告並びに意義や課題の検討等を行いました。200名を超える参加者を得まして、盛会のうちにおわることができました。

 
2020年10月17日(土)・18日(日)
ZOOMシステムによる、オンライン会議で開催
 
【10月17日(土)】(1日目)           
17:4018:10 接続確認  
18:2018:30 〇開会行事 事務局から参加に関してのお願い

 
18:3019:10
 
■基調講演
   「ポスト・コロナ禍時代の個性化教育 
    −グローバル社会を切り開く「主体的・協働的な探究者」の育成を目指す」
    加藤 幸次 (日本個性化教育学会会長)


  
                  
19:10〜20:10
 
■対 談  「新学習指導要領が目指すもの」

   市川 伸一(東京大学名誉教授)、奈須 正裕(上智大学教授)
 

 


 
 
20:2521:45

オンラインによる懇親会

 
 【10月18日(日)】(2日目) 
 8:50 9:20  接続確認 
 9:3012:30  ■自由研究発表1

司会:藤本勇二(武庫川女子大学)
   久野弘幸(名古屋大学)

1)箱根正斉(西宮市立北六甲台小学校)
   総合学習を中心としたカリキュラムマネジメントにおける深い学びの一考察
2)田中咲也子(西宮市立北六甲台小学校)・藤本勇二(武庫川女子大学)
 
 生活科における資質・能力の育成を目指した飼育活動
3)浦郷淳(白石町立有明南小学校)
  休校期間を挟んだスタートカリキュラムの実践と児童 の実態
4)高井壮(西宮市立北六甲台小学校)
  ベジタブル・ゴーゴー〜冬野菜を育てよう!
5)松井香奈(大阪市立新高小学校)・藤本勇二(武庫川女子大学)
  合意形成や意思決定における黒板スピーチの効果

※学会所属の会員による実践発表・研究発表です

 9:3012:30   ■自由研究発表2

司会:増田修治(白梅学園大学)、浅沼茂(立正大学)

1)増田修治(白梅学園大学)
  ソサエティ
5.0時代に展開すべき乳幼児教育のあり方
2)新井春薫
  子ども同士の人間関係を深め、コミュニケーション能力を育てる幼児教育のあり方
3)下岡麻美(西宮市立広田小学校)
  効果的なフレームワークについて
4)横山みどり(筑波大学附属小学校)
  アンプラグドな学びを意識した家庭科の授業について考える
5)中島信(立命館小学校)
  ふりこのきまりを活用したゲーム作りを楽しむ学び
6)増田修治(白梅学園大学)
  
1998年度と2019年度の学級状況調査の比較を通して、
  「学級うまく機能しない状況」
(いわゆる「学級崩壊」)の実態調査と克服すべき課題を考える

※学会所属の会員による実践発表・研究発表です

    

     

      
12:3013:30  昼食・休憩
13:0013:25   接続確認
13:3016:30
 
■分科会1
「個性化教育から見た個別最適な学び−学びを止めない学校づくり−」

司会:伏木久始(信州大学)、佐野亮子(東京学芸大学)

【実践報告】

 東浦町立緒川小学校
 神石高原町立三和小学校
 大滝村立大滝小学校

  ■分科会2
「カリキュラム・オーバーロードへの挑戦−新たな学びの文化の創造−」

司会:吉村敏之(宮城教育大学)、澤田稔(上智大学)

 【実践報告】

 福岡教育大学附属福岡小学校
 齊藤一弥(島根県立大学)
 
大谷敦司(天童市立天童中部小学校)

   
  

    

  

16:0016:15   接続確認
16:2018:20   シンポジウム

◯「ウィズ & ポスト・コロナショックの学校と子どもの学び」

司会:奈須正裕(上智大学)
シンポジスト:大杉住子(文部科学省)
       田村学(國學院大學)
       堀田龍也(東北大学)

  

 

 

18:2018:30 閉会行事 挨拶 加藤幸次会長(日本個性化教育学会)

18:501920  会務総会

会務総会にて、来年度の全国大会は、オリンピツクのため、2021年秋、上智大学にて開催する予定と決定されました。しかし、コロナの流行状況、オリンピックの開催を考慮して、日時や開催の方法について、再度、検討することも、了解されました。